紫煙に燻されたザッパ本

個人的には、お馴染みの「読みかけの本」

十数年前、古書も扱うリサイクル店で夫が見つけて、割安で買ってきた。

字が小さくて読みづらいからと、わたしの手元に・・・。

　

　表紙に経年劣化があるものの、読まれた形跡がうかがえない美本、ただし、たばこのニオイ付きだった。

　「たばこ嫌い」「たばこのニオイ」が大嫌いなわたしの嗅覚には堪えられない代物なので、興味のあるところだけ読んでから、密閉式のビニール袋に封入し、仕舞い込むこと7～8年ほど経った、先々週の過日。

　本を探し出し開封したら、ニオイの変化がおきていて、微臭ながらアンモニアのようなニオイが発生。クンクン嗅がないと分からないようだけど、わたしの鼻には堪えられないニオイ。「よって、放置中」

　　

「たばこは食べ物だ」ってフランク・ザッパの名（迷）言集にあるけれど

　読まれないで、紫煙に燻されたザッパ本が、めぐり巡って、今ここにある運命ということに・・・。

ニオイが気にならなくなったらページを開く予定

でも、熟読することはないです。

わたし、小難しい解釈も講釈も、好みませぬゆえ。

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