X-RAY

『レントゲン検査』


なんともまぁ、変な本で

何度も読みかけて、読み止して

結局、どこまで読んだか分からなくなっている。

この本は、スピンが付いてないからなおのこと・・・。 





 読み止しで仕舞い込んでいた、この本をまた読み始めようと思ったのは、「睡眠薬を飲むと夢を見ない」という話があったことを思い出したから。

 二回目か三回目の読みかけの時は15年ほど前の入院中で、よく眠れないからと、初めて睡眠導入剤を飲んでいた。それで、全然気にもとめてなかったけど、実際に薬を飲むようになってから夢を見ていなかったことに気づかされた。熟睡しているから見ないのか、覚えていないのかもしれないけど。でも、その経験から、寝つきが悪くても睡眠不足でも、夢を見たいからお薬は飲みたくないなって思っている。

この本は、レイ・デイヴィスの「入れ子式」な物語

与太話なのか、ほんとうの話か、わからない

『彼の術中にハマって、混乱してはいけない

混沌としているのはレイ自身なのだから』と

本を熟成させた結果、やっと気づいた

はてさて、また最初から読み始めよう

今度こそ最後まで読むんだ→今ここ

CDもお供にして