ピーヒャラ~篠笛【 Get Rhythm 】 [音楽雑感]
今年の夏から
ピーヒャラ~篠笛プレーヤーになりました。
お祭りで、デビューを飾りましたのよ。
このお祭りは
わたしが3歳くらいまでは、盛んだったようだけど、時世もあってか物心がついた頃には、ほとんど消滅していました。だから、祭りの記憶というものは無いも等しかった・・・。
その後、伝統を復活させようという機運が高まって再建され、昔は男中心だった祭りも、その後は女も参加できるようになったわけです。
昨年、祭りの人手不足を見るにつけ、『よし! 篠笛で参加だ! 』と決意したわたし。
11月には、『鳴り物』のワークショップに参加して、プロ演奏家の先生にちょっとだけ手ほどきを受けてみたり。また、手始めにと、プラスチック樹脂の篠笛(童子~七本調子)を入手。同時購入の『やさしく学べる 篠笛教本 入門編 』をたよりに自習。『荒城の月』なんか吹いてみたりして・・・正直、ちょっといい気になってました。
ところがです。
祭りが近づき、いざ練習に初参加してみると
実地の笛は竹製の六本調子
もらった運指表は、チンプンカンプン
おまけに独特の指使い
とにかく、聴いて見て覚えるしかないという調子。
一緒に練習していた子どもたちの上達の早さに舌を巻き、すっかり自信喪失。メロディーを覚えられない上に編曲して吹いてしまうわ、笛の音色が悪いわと、すっかり凹んでしまいました・・・「こりゃダメかも」と諦めの境地になり、上手く吹こうなんて思わなくなった途端、あ~ら不思議。土着の音楽の力が目覚めたのか?!、幼い時分、知らず知らずのうちに体に刻まれたリズムの断片が呼び起こされたのか?!。 まるで、音楽のチャクラみたいなものが開いたみたいに~
Get Rythm
篠笛を無心に吹き、ふと気づいたときに、お囃子(篠笛)を体得できてました。農耕民族の血の系譜からか?、これぞ『民俗芸能』の真骨頂なのかもしれませぬ・・・。
タグ:篠笛
2016-12-11 17:00
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