紫煙に燻されたザッパ本 [☆Rock]
個人的には、お馴染みの「読みかけの本」
十数年前、古書も扱うリサイクル店で夫が見つけて、割安で買ってきた。
字が小さくて読みづらいからと、わたしの手元に・・・。
表紙に経年劣化があるものの、読まれた形跡がうかがえない美本、ただし、たばこのニオイ付きだった。
「たばこ嫌い」「たばこのニオイ」が大嫌いなわたしの嗅覚には堪えられない代物なので、興味のあるところだけ読んでから、密閉式のビニール袋に封入し、仕舞い込むこと7~8年ほど経った、先々週の過日。
本を探し出し開封したら、ニオイの変化がおきていて、微臭ながらアンモニアのようなニオイが発生。クンクン嗅がないと分からないようだけど、わたしの鼻には堪えられないニオイ。「よって、放置中」
「たばこは食べ物だ」ってフランク・ザッパの名(迷)言集にあるけれど
読まれないで、紫煙に燻されたザッパ本が、めぐり巡って、今ここにある運命ということに・・・。
ニオイが気にならなくなったらページを開く予定
でも、熟読することはないです。
わたし、小難しい解釈も講釈も、好みませぬゆえ。
2021-09-29 09:00
Frank Zappa Day 9.19 [Tシャツものがたり]
今日は『フランク・ザッパの日』
(ボルチモア市が作った記念日)
性懲りもなく、「ザ・フランク・ザッパ・クラブ」
なーんも、お役に立たないプラスチック
のカード会員証など出してみたり・・・。
そうだ~今日は、ザッパTシャツでも着ようと思ったら
小じわだらけだったので、吊るしてしわ伸ばしをしました。
レディースサイズがほしかったのに、大きいものしかなかったの・・・。
ところで、フランク・ザッパって、なにゆえ女性に人気がないのかしら?と不思議でならない。ザッパの音楽は、多彩で脳天をぶちぬかれるくらいカッコいいし、ギターだって味があって巧いし、見た目も悪くない男だと思うんだけど・・・。
よくよく考えたら、わたしは「ザッパ好き」と公言する女性に、今までにひとりしか出会っていない。10歳くらい年上で、舞台で踊り子さんをしていらっしゃった女(ひと)唯ひとりなの。これから先も出てきそうにないと思われるけど、まぁ、それはそれで仕方ないわね。
2021-09-19 14:00
族(Mnozil)目にも耳にも楽しい音楽 [Tシャツものがたり]
「ムノツィル・ブラス」
2006年12月に(アクロス福岡)で彼らの抱腹絶倒ステージを観てから、再来日(また観に行ける日)を心待ちにしています。チケット屋さんに案内の登録を申し込んでいたら、2021年11月27日の公演チケットが10月に発売になると、今月初旬にお知らせメールが届きました。でも、昨今の事情により公演の方はどうなるのでしょうか・・・?。それに、愛知県豊田市まで行くのは、到底無理なんだけど・・・。
ところで、黒Tシャツ【ストック(新品)】の中にある一枚
「ムノツィル・ブラス セブン」公演の時に買ったTシャツが
コレ↓
専門雑誌「楽器族。ブラス トライブ」のTシャツ
ちょっぴり、お洒落だし、記念に買っちゃいました。
(笛は吹けるけど、ブラスな楽器は吹けません・・・。)
ムノツィル・ブラスの面々「族(やから)」
「ムノツィル」というチェコ系の名前の飲み屋で、即興演奏をしていた音楽家仲間で結成したバンドなんだそう・・・。
『とにかく男前、頭髪が多くない人、禿げなのか不明の坊主頭さん、強面なのにチャーミング、ちょいと太め、二枚目なのに三枚目、普通に見えるけど変な人』と、いろんな族(やから)が揃ってて、容姿抜きに皆んなカッコいいし、演奏は真面目(一流)なのに、面白くて大好きになりました。この福岡公演で、わたしのツボに最高に、はまったのが「ボヘミアン・ラプソディー」でした。プログラムに載ってなくて、超サプライズ曲だったし、ウェインズ・ワールド以来の「ボヘミアン・ラプソディー」に狂喜乱舞してしまいそうになったくらい・・・。
鼻で吹く笛も聴きたいし、目にも耳にも楽しい音楽
またの来日公演を願ってます。できたら、九州に来てね!。待ってます!
タグ:Tシャツ
2021-09-18 16:00
黒く濡れ・・・ [Tシャツものがたり]
メインブログで、『黒い悲劇のTシャツ』をとり上げました。
「黒く濡れ・・・た、Tシャツ」が、大変なことになってしまったわけです。
下のTシャツ、2人のミュージシャンは、フィリーの(ペンシルベニア州)出身でした。なんてこっったー! って、ただの偶然ですけどね。
左)"A sleep at the wheel "の「Ray Benson」と 右)「Todd Rundgren」
ロックのTシャツは、黒が断然カッコイイから
お陀仏のショックは大きいです・・・。
40歳代までは、Tシャツ姿で外出というのも、ザラでしたが、近年はなかなかそうもいかない感じです・・・年をとっちゃったのかな~これからは、普段使いでロックなTシャツをガンガン着なくちゃです。
ストーンズTシャツのお陀仏さんも発生しましたが、せめてもの救いが、「女たち」、「刺青の男」、「ラヴ・ユー・ライヴ」のTシャツが、無事だったことです。
2021-09-16 15:00
「Silent Stone=静けし石は盤石だった」 [☆Rock]
ローリング・ストーンズの「サイレント・ストーン」
チャーリー・ワッツの訃報を知って
「チャーリー・ワッツがいないストーンズなんて・・・。」
と、思わずつぶやいてしまった。
Midlife crisis(中年の危機)でドラッグに手を出しても、それを乗り越えたのに、喉頭のがんを罹患。放射線治療で寛解したと思いきや、再発なのか、新たながんが発生したのか・・・がんのステージ、症状、治療法も人それぞれだから。
1990年・東京、1995年・福岡、2003年・大阪と
ストーンズの公演は、どれも最高の想い出となっている。
TVで動くストーンズを見て、ブライアン・ジョーンズに一目ぼれしてしまった小学生のわたし。ブライアンが逝ってしまったあとは、一応ミック・ジャガー。チャーリー・ワッツのドラムの凄さとダンディな身のこなしに魅力を感じたのは、大人になってからだった・・・。
「男の顔は履歴書」という言葉が、ぴったりの人だった。
ストーンズにしては、節操が固く(?)シャーリー夫人と添い遂げた殊勝な男。車のハンドルは握れても、運転免許を持ってないのに、ヴィンテージのクラッシックカーやスポーツカーを何台も所有していて、買った車に合わせてスーツを作るってなんなの・・・!。そのスーツの数は200着以上というのだから、着道楽&車道楽、そして、ジャズの集盤道楽。あと馬道楽は、シャーリー夫人がお馬さんのブリーダーらしいし、彼女の乗馬姿を見たことがあるから、奥方の趣味に合わせてなの?と思うけど・・・桁外れの「道楽三昧」に、ちっぽけな庶民のわたしは、啞然としてしまう。
ま、離婚して慰謝料をがっぽりと、ビアンカやジェリー・ホールに持っていかれた人のことを考えると、お金持ちの安上がりな趣味なのかしら?なんて思っちゃうわ。
『Celosia・ケイトウ』の花
【国東の古刹(天念寺)の片隅で咲いていた】
花言葉が、どれもチャーリー・ワッツみたいなの。
「おしやれ」「気取屋」「風変り」
「個性」 「色あせぬ恋」
「自宅では、ジャズ・ドラムの練習ばかりしてる」
「わたしは、正真正銘のジャズ・ドラマー」
「世界一のロックバンドのメンバーが、ジャズ・ドラマーなだけ」
彼の発言、どれもカッコ良すぎる~!!
チャーリー・ワッツのドラムって、スコンと小気味よく、カッコイイ心地よさがある。一種の間というか、タメのようなものが入ってる感じがする。ドカドカッと、後追いの「煽りたてるドラム」だなって思うの。突き動かされるというか、扇動されてしまう~それに気づいたのがこの曲だった。「一人ぼっちの世界」『Get Off My Cloud』
ステージの背後から「ミック、キース、ロニー」3人の
動きとビートを見計らい、黙々とリズムを刻む「守護神」でもあった
「チャーリー=Silent Stone」
静けし石は、盤石だった
彼を失ったストーンズは、もう盤石なバンドではなくなった。
でも、彼らと同じ時を過ごせたから、幸せだと思う。
"Time is on my side"
ところで、1990年に家人がチャーリー・ワッツに書いてもらったサインがあるのだけど、「久しぶりに見せて!」と云ったら、「アレ、どこに置いているかわからなくなった。」なんて言っているから困ってしまうわ、忘れないうちに探してもらわなくちゃ・・・。
2021-09-09 14:30