気になる笛の音色 [★Blues]
兄弟じゃない「ウィルソン」 [★Blues]
See you later alligator [★Blues]
Best Contemporary Blues Album [★Blues]
惜しくも賞をのがしました・・・と言いたいところですが、「なんでBlues部門なの?」「他にないの?」「貫禄でノミネート?」というのが正直な感。大好きなマック親爺なんですけど・・・ごめんねドクター。もちろん、CD買ってます、持ってます!!(と言い訳になりそう・・・)。
いつものドクター節で歌い上げて、往年の「あの歌・この歌」を思い起こさせて安心して聴けるアルバム。特に6曲目の「Jinky Jinx」が大好き。なぜって、初めてドクターのライブを観たときを思い出すからです。マネージャー嬢の灯す蝋燭(キャンドル)に導かれ、ステージへと登場してきたドクター・・・。ああぁ、あの日から彼の魔術の世界へと、生贄となったこの身・・・。
ところで、かねてより「グラミー賞」ってそんなに凄いの?権威あるの?と思いつつ・・・そういえば、ブライアン・セッツアー兄貴がZEPP福岡での公演時、「グラミー賞・ノミネートの知らせを受けたぜぇ」と嬉しそうに報告してくれたこともあったしな・・・。
本年度、受賞したBuddy Guy 『Living Proof 』は、某レコード店の試聴コーナーで聴いてみて、1曲目から「いい!」と食指が動いていたのでした!!「オイラは74歳や!、でもまだまだやることがいっぱいやけん~。」ってキュートに歌ってて、ギターもメチャクチャ格好イイ。こりゃ、当然の受賞と思うわぁ!!。
同じ土俵の上に、ドクターとバディ・ガイを乗っけてしまったことが、納得できないけど・・・。
薬九層倍 [★Blues]
『薬九層倍』ってタイトル、少しお下品(?)ですかしらね~♪♪
母方の祖母の実家が薬屋さんだったんで、父が私にそっと耳打ちして言っていました。『薬九層倍』、ちょいと儲かる家業とか・・・。(たしかに、曽祖父は評判の秘伝の膏薬で、一財産を築いていた。がっぽりとまではいかない、小っぽり儲けらしい。)
Good for What Ails You: Music of the Medicine Show
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Old Hat
- 発売日: 2005/10/04
- メディア: CD
『MEDICINE SHOWS』、興行をしながら、いかがわしげなお薬を売り歩いていたなどという諸説も聞きます。
でも、このサウンドを聴くたびに、『病は気から』~歌や笑いで免疫力をアップさせて「お薬の効き目をよくした」のではないかしら?と思えてなりません。
楽しげなメディスン・ショー。歌にダンス、数々のパフォーマンス・・・。松葉杖をついていた人が踊りだしたり、不自由だった身体や病気が快方にむかったりと次々と「奇跡」を起こす、そんな一座を想像・・・。
数週間、ちょっと病に臥せながら、そう確信を持ちはじめたのでした。
病気じゃなくても、心が癒されるサウンドでもあります・・・。