逢ったとたんに一目惚れ [☆Rock]
『逢ったとたんに一目惚れ』~1958年のヒット曲は、邦題がとびきり素敵です。私は、原曲のThe Teddy Bears~『To Know Him Is To Love Him』よりも、マーク・ボランとグロリア・ジョーンズが、デュエットしたカバー曲の『To Know You Is To Love You』のほうが、大好きです。
マーク・ボランの死後、1980年に発売されたアルバムの『METAL GURU/T.REX』に収録されていました。
このアルバムは、日本未発表曲6曲を含んだベスト・セレクション盤。悲劇の事故死から3年以上経っても、彼を悼みつつ、ずい分とレコードに針を落としたものです。ライナーノーツに、この『逢ったとたんに一目惚れ』は、'77年1月『City Port』とのカップリング曲で発表されたと書かれています。当時は、今のように輸入盤も容易く入手できなかったので、私にとっては、貴重なベスト盤でもありました。また、生前聴く事が出来なかった曲でもあり、マーク・ボランの遺作のような意味合いもありました。
多感な少女時代に、T.レックスの洗礼を受けたためか、年に数回、マーク・ボランの声が聴きたくなることがあります。上の写真、レコードジャケットの前に置いてあるCDは、'88年頃に中堅のCDショップで、探し出したベスト盤(The very best of~)で、『逢ったとたんに一目惚れ』入りです。最近、出回っているCDは、もっと音が良いだろうなと、思いながら聴いている、お気に入りの一枚です。
レコード・裏ジャケット~マーク・ボランとグロリア・ジョーンズのツーショット
ところで、こんな浪漫チックな名曲を作った、フィル・スペクター。今は、獄につながれて・・・それも、あのチャールズ・マンソンと同じ刑務所というのだもの。流転の人生もここまでくると、悲劇も喜劇になってしまいそうで・・・哀しすぎます。
実は、ルックスは、ミッキー・フィンの方が好みでした。
タグ:T.REX
2010-08-12 15:00
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