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For Your Love  [☆Rock]

『パイレーツ・ロック』は最高に楽しい音楽映画だった~というはみだし記事です。

リチャード・カーティス監督の「ラブ・アクチュアリー」は試写会で見ました。私にとっては、難なく楽しいラブ・ロマンスという映画でした。でも、選曲が素敵で「God Only Knows」が絶妙なシーンで流れたことが深く印象に残っていました。

『パイレーツ・ロック」の冒頭に登場する微笑ましい少年の姿は子どもの頃の監督なんだなと思えました。同じくベッドの中で深夜放送に耳を傾けながら、いつしか寝入ってしまっていた同年代の私にとって、共感の持てるお話でもありました。みのもんたさんの「十八歳未満の方はラジオのスイッチをお切りください」という「ドクトル・みの 愛の劇場」なんて番組のコーナーも懐かしく思い出されます。

英国のBBCしかラジオ局がなかったという事情と、NHKの紅白歌合戦に当時、人気絶頂だったグループ・サウンズ(ザ・タイガースやザ・テンプターズなど)が「長髪は不潔」みたいな理由で、出場できなかったことなどが重なりました。実は、GS紅白出場署名活動なるものがあり、ザ・タイガースファンの姉により、小学生の私まで動員されてしまいました。小学校で署名活動です。結局、七三に分けた頭のオジサンバンド(ゴメンナサイ)のザ・ブルー・コメッツしか出なかったっけ・・・。

ところで、フィリップ・シーモア・ホフマンも好演していましたが、『Almost Famous~あの頃ペニー・レインと』を彷彿とさせる映画でもありました。

サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)(K2HD/紙ジャケット仕様) こちらのジャケットも飛び出し、映画は始まりましたね~[るんるん] 

あの頃ペニー・レインと 特別編集版 [Blu-ray] 青春時代の甘く切ない初恋とロックの日々を綴った物語。 

 

   

メイン・ブログに書きましたが、とにかく一筋縄ではいかない、捻りどころ満載の映画でした。

「For Your Love~音楽愛に溢れた映画」

DJ:カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、船の沈没にも屈せずかける曲が「青い影~A Whiter Shade Of Pale」・・・。歌詞が意味深長すぎてます。"Though in Thruth we were at sea"~真実は海上?、"You must be a mermaid who took neptune for a ride"~ネプチューンに乗っかった人魚? (英語力のなさが情けない・・・ご勘弁を)

極渋のDJ:ボブ(ラルフ・ブライアン)が、船室脱出の際、性懲りもなく(彼にとっての貴重盤)レコードの詰まった鞄を抱え出そうとする、爆笑シーン。海中に舞うレコードの中で唯一残るも、あえなく捨てられてしまうレコード・ジャケット・・・しっかり目に焼きつく、おサイケレコードはこちらです~『♪The Incredible String Band』 この辺りには、めっぽう強い相棒に教えてもらいました。

The 5000 Spirits or the Layers of the Onion

The 5000 Spirits or the Layers of the Onion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hannibal
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD

 

DVD化したら、かなり検証が必要になる映画と思われます。

私は、ロックを聴き始めた頃から、ストーンズ、キンクスやヤードバーズなどイギリス英語の歌い方が心地よくて、大好きです。そして、これはロンドン訛りな歌い方だと、すっかり思い込んでいました。そう、この本を読むまでは・・・orz。

ソングブック (新潮文庫) ハイ、イギリス人がアメリカ人アクセントを真似て歌っているのだと教えてもらいました。

これを知ったとき、まさしく目から鱗がポロリンと落っこちてしまいました・・・。 

 


タグ:Kinks
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