R.I.P.牛ハツ大将 [☆Rock]
親しみをこめて、あえて「牛ハツ大将」と呼ぶ・・・「キャプテン・ビーフハート」~ドン・ヴリート。
牛ハツ大将の歌を初めて聴いたとき「まるで酔いどれトム・ウエイツやん?」と言ってしまいました。何も知らないってことは、人を正直にさせるものですね。本当に無知はコワイです。(本家を"真似っこ"呼ばわりしてしまうのですから・・・)
私のお気に入りの一枚
一体、幾つのテイクがあるの?と思いながら聴いていくうちに、何時しか「反復する音楽」の魔力(The Magic band)に、とりつかれてしまったのでした。
昨年の夏頃に、中古本を見つけました。
迷った挙句、買い求めました。それまで、図書館で、何度か借りては読み終えず~思い出したように、また借りて・・・を繰り返していたからです。でも、今度は手元にあると、いつでも読める安心感からか、いまだに読み終えず・・・あ゛ーぁ゛。幼少時に天才的な彫刻の才能を発揮していたという内容によって、私には薄ぼんやりながら、彼の音楽の構築方法が、解った気がしました。
牛ハツ大将の人柄に興味を持ったきっかけは、Miss Pamelaの著書(The inside story)を読んでからです。
パメラが高校生の時に大将の従弟であるヴィクター・ヘイドンとお友だちになって、砂漠のトレーラーハウスに住む大将とお近づきになり、下の写真のように変貌してしまった・・・。
左が「ビーフハート以前」右が「ビーフハート以降」
(著書:伝説のグルーピーより)
語弊があるかもしれないけど、大将を足がかりにして、パメラは成長し、伝説となったという感じがします。
ところで、大将は、私と同じ「Capricorn」~星座は山羊座
明日、1月15日が誕生日で、ご存命ならば、めでたく「古希」を迎えるはずだった、牛ハツ大将・・・ロニー・レインと同じ病で苦しんでいたのですね・・・。
牛ハツ大将、彼こそ真のアーティスト、つかみどころのないところが、最大の魅力です。どうぞ、安らかにお眠りください。
明朝(土曜日)、FMラジオの音楽番組で、キャプテン・ビーフハートの追悼・特集が組まれ、放送されるというので、とても楽しみです。
コメント 0