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黒く濡れ・・・ [Tシャツものがたり]

メインブログで、『黒い悲劇のTシャツ』をとり上げました。
 
 「黒く濡れ・・・た、Tシャツ」が、大変なことになってしまったわけです。
 下のTシャツ、2人のミュージシャンは、フィリーの(ペンシルベニア州)出身でした。なんてこっったー! って、ただの偶然ですけどね。
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左)"A sleep at the wheel "の「Ray Benson」と 右)「Todd Rundgren」
ロックのTシャツは、黒が断然カッコイイから
お陀仏のショックは大きいです・・・。
 
 40歳代までは、Tシャツ姿で外出というのも、ザラでしたが、近年はなかなかそうもいかない感じです・・・年をとっちゃったのかな~これからは、普段使いでロックなTシャツをガンガン着なくちゃです。
 ストーンズTシャツのお陀仏さんも発生しましたが、せめてもの救いが、「女たち」、「刺青の男」、「ラヴ・ユー・ライヴ」のTシャツが、無事だったことです。

タグ:Philly Tシャツ

「Silent Stone=静けし石は盤石だった」 [☆Rock]

ローリング・ストーンズの「サイレント・ストーン」
チャーリー・ワッツの訃報を知って
「チャーリー・ワッツがいないストーンズなんて・・・。」
と、思わずつぶやいてしまった。
 Midlife crisis(中年の危機)でドラッグに手を出しても、それを乗り越えたのに、喉頭のがんを罹患。放射線治療で寛解したと思いきや、再発なのか、新たながんが発生したのか・・・がんのステージ、症状、治療法も人それぞれだから。
 
1990年・東京、1995年・福岡、2003年・大阪と
ストーンズの公演は、どれも最高の想い出となっている。
 

  TVで動くストーンズを見て、ブライアン・ジョーンズに一目ぼれしてしまった小学生のわたし。ブライアンが逝ってしまったあとは、一応ミック・ジャガー。チャーリー・ワッツのドラムの凄さとダンディな身のこなしに魅力を感じたのは、大人になってからだった・・・。
「男の顔は履歴書」という言葉が、ぴったりの人だった。
 
 ストーンズにしては、節操が固く(?)シャーリー夫人と添い遂げた殊勝な男。車のハンドルは握れても、運転免許を持ってないのに、ヴィンテージのクラッシックカーやスポーツカーを何台も所有していて、買った車に合わせてスーツを作るってなんなの・・・!。そのスーツの数は200着以上というのだから、着道楽&車道楽、そして、ジャズの集盤道楽。あと馬道楽は、シャーリー夫人がお馬さんのブリーダーらしいし、彼女の乗馬姿を見たことがあるから、奥方の趣味に合わせてなの?と思うけど・・・桁外れの「道楽三昧」に、ちっぽけな庶民のわたしは、啞然としてしまう。
 ま、離婚して慰謝料をがっぽりと、ビアンカやジェリー・ホールに持っていかれた人のことを考えると、お金持ちの安上がりな趣味なのかしら?なんて思っちゃうわ。
 
『Celosia・ケイトウ』の花
【国東の古刹(天念寺)の片隅で咲いていた】
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花言葉が、どれもチャーリー・ワッツみたいなの。
「おしやれ」「気取屋」「風変り」
「個性」 「色あせぬ恋」
 
「自宅では、ジャズ・ドラムの練習ばかりしてる」
「わたしは、正真正銘のジャズ・ドラマー」
「世界一のロックバンドのメンバーが、ジャズ・ドラマーなだけ」
彼の発言、どれもカッコ良すぎる~!!
 
 チャーリー・ワッツのドラムって、スコンと小気味よく、カッコイイ心地よさがある。一種の間というか、タメのようなものが入ってる感じがする。ドカドカッと、後追いの「煽りたてるドラム」だなって思うの。突き動かされるというか、扇動されてしまう~それに気づいたのがこの曲だった。「一人ぼっちの世界」『Get Off My Cloud』
ステージの背後から「ミック、キース、ロニー」3人の
動きとビートを見計らい、黙々とリズムを刻む「守護神」でもあった
「チャーリー=Silent Stone」
静けし石は、盤石だった
 彼を失ったストーンズは、もう盤石なバンドではなくなった。
でも、彼らと同じ時を過ごせたから、幸せだと思う。
"Time is on my side"
  
  ところで、1990年に家人がチャーリー・ワッツに書いてもらったサインがあるのだけど、「久しぶりに見せて!」と云ったら、「アレ、どこに置いているかわからなくなった。」なんて言っているから困ってしまうわ、忘れないうちに探してもらわなくちゃ・・・。

Long Long Ago (ひさしき昔/思い出) [★その他の音楽]

アケタ(プリマ)オカリーナの【ピッコロ】
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今となれば、ヴィンテージ・オカリーナ
 
中学生の時にお小遣いをためて
デパートの楽器売り場で買いました。
 
付属のケースも健在です。
わたしって意外と物持ちが良いのです。
(きっと、保存状態がよかった・・・のね。)
最近、落下防止のため紐を付けました。
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陶器製なので、色つやが、随分と変わりましたが
現役で、いい音色が出て、十分吹けます。
 
思い返せば、「コンドルは飛んで行く」が
吹きたくて、買ったオカリーナ。
練習して吹けるようになっていたはずなのに
もう・・・全然ダメ。
音が外れて、『コンドル、飛んどらんぞ~!』
『どんどん、コンドルが落ちてゆく~・・・』
と言われて、もう譜面なしで吹くのはやめにしました。
 
でも、タイトルも歌詞も思い出せなかったのに
すごーく上手に吹ける曲があります。
それは「ロング・ロング・アゴー」
日本の題名が「ひさしき昔・思い出」という曲
学校で習ったのか、耳馴染む「イギリス民謡」だからか
なぜソラで吹けるのか、よく思い出せないけれど。
ひさしき昔、リコーダーで吹いていたのだろうか・・・?。
自宅演奏は、篠笛は音が響き過ぎるので
「オカリナ吹き」復活の兆しあり?
そんな、今日この頃です。

「イベント音楽」 [音楽雑感]

オリンピックが始まっちゃいました。
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「始まってしまったら、こっちのもんだよ。」なのかもしれない。
でもね、「安心・安全」と九官鳥みたいに繰り返すだけで、こちとらとしては「不安・心配(危機感)」なのさ。
 
 我が家では、通常10時が消灯、就寝時間なので、開会式は、一応録画しておいた。(眠い目をこすってまで見る気もないし) 今朝、飛ばし飛ばし録画を見てみた。酷い人選の「イベント(催し物)」だから仕方ないけど、ツッコミどころ満載なのは言うまでもないことで、よく言えばオマージュ、いや、醜悪なパロディーか二番煎じにしか見えない演出の数々・・・・あ・・・あ。
 
 ジョン・レノンの「イマジン」とクイーンの「手をとり合って」には、開いた口が塞がらなかった・・・。はなから、この開会式に興味のない夫に見せてみたら、「なんでイマジン、ありきたりや」と言うので、「オノ・ヨーコが許可したのかな~」と返してみたら、「オノ・ヨーコにおカネが入る」と言っていたのだ。
 どうして日本の音楽にしないのかしら??と疑問に思った。それくらい日本の音楽はツマンナイ、取るに足りないモンなのかな。「日本に所縁があるから選曲したのかしら」と、想像せよと言わんばかりで、もう最初から言い訳を考えてるみたい・・・。
  
 今回の音楽担当者の辞任騒動をきっかけに、「日本の音楽業界」の「カネ、コネ」の闇(病み)があるのだなと思った。おかしなことに、同業のミュージシャンの多くは、障がいのある同級生への過去の蛮行を知っても(業界では周知の事実だったのか?)何も発せず、貝のように口をつぐんでいるんですもの。そうね、出版元の関連で、今後の音楽活動(フェスの出演など)に支障が出るから、何も言えないのかしらと、まあ、つい勘ぐってしまう。
 
 父親に虐げられていたブライアン・ウイルソン、書き置きを残し自ら死を選んだ実父を持つグラム・パーソンズ、兄の事故死を背負ったジョニー・キャッシュなど、トラウマに苦しみ、人の痛みが分かる人の作った音楽が好きな私には、到底理解できない。
 そして、わたしは広告代理店の作ったような「イベント(催し物)音楽」が楽しめないタチということ。

青空百景☆☆星空月影 [★Japanese Pops]

ムーンライダーズの『青空百景』の中に入っている曲
「物は壊れる、人は死ぬ、三つ数えて、眼をつぶれ」
 
この曲は、わたしの
物が壊れた時のテーマソングみたいなものです。
青空百景.jpg
「物故」という言い方があるけれど
 「物がぶっ壊れる」は「物故」から来てるんじゃないかと思うのね。人に例えて、生まれた言葉なのかも・・・?って、勝手な解釈です。
 
 青空百景☆☆星空月影
 青空に百景があれば、星空には月と影があるわ・・・なんてね~。
 明るく澄んだ「青空」とは、言えない歌の多いアルバムなんだもん。
ムーンライダーズらしいっちゃ、らしいけど。
どっちかといえば、「星空月影」って感じがする。
  
ところで、このアルバムは当時レコード会社に
勤めていた方から頂いたもので
サイン入りのサンプル盤
販促品だったのかしら?
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「Moon Ridersでござ~い」なんて
鈴木慶一氏らしいなって思う。
 
 鈴木慶一氏とは、2度ほどお会いしたことがあって、最初は音楽の話をしていたのに、脱線して、別府の話になって、慶一氏から岡田徹氏が、昔(高校か大学のとき?)別府温泉へ旅をし、『別府大仏』に行き、大仏の胎内に入るという、貴重(奇怪)な体験をされたという面白い話をお聞きした。もう30年以上前に大仏は取り壊されているので、岡田氏から直に詳しいことをお聞きしたいくらい~私も入ったことがないうえ(怖かったし~入れたの?って思う。)外から眺めるだけで、胎内に入る人はごく稀で、少なかったんじゃないかしら・・・。大仏さんはコンクリートの他に人骨も混ぜられていたんだもの(キャーッ)。慶一氏の「木戸銭」を払って中に入ったらしいという表現が印象的で、その時にまるで、「見世物小屋風だわ」と感じたことを思い出します。
 メインブログの「物は壊れる」のはみだし記事でした。

砂漠の花舞 [★その他の音楽]

Sevara Nazarkhan
ウズベキスタンの歌手(シンガーソングライター)
(セヴァラ・ナザルハン)
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実はこのCD、彼女の歌声も何も知らずに買ってしまった。
福岡・天神のデパ地下(その後、デパート上階)に
かつてあったCD店で、新品なのに、お値段が
にゃんと「ワンコイン」になっていた。
決め手になったのが、"REAL WORLD"ものだったから。
 
 これが、大当たりの音源  1曲目の「YOR-YOR」から、シルクロードの乾いた砂漠の未知なる世界に迷い込んでしまった。英語の歌詞の解説によると、「YOR-YOR」は、「花嫁の歌」で、幼い花嫁は家で泣いていて、それをなだめている。曲調もすごく切ない。イスラム圏だから、この花嫁は、何番目かの妻として、迎えられるのだろうか?なんて、想像してみたり・・・。
 4曲目の「EL NOZANIN(優美)」、10曲目の「YALLAJONIM(わたしの砂漠の歌)」などを聴くと、わたしは、砂漠の中でスーフィズムのようにクルクルと舞うような不思議な感覚をおぼえる。まるで、砂漠の中に白い薄布と一緒に、深紅の花が舞うみたいな様子を思い浮かべる・・・。
「砂漠の花舞」
 
 5曲目の「YOL BOLSIN(あなたは何処へ行くの?)」は、韓国語の「ヨボセヨ(もしもし)」に聞こえてしまう。同じアジア圏の言葉だからかしら。
Yol Bolsin Sen

卡拉OK女王 [★その他の音楽]

「卡拉OK女王」と呼ばれている
梁雁翎 (ANNIE LEUNG)」の
若かりし頃のCD
慢慢地陪著你走
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卡拉OK女王.jpg
収録の全12曲のうち
 一曲目が「情長路更長」、中島みゆきの「ルージュ」のカバー曲だと、つい数日前に分かった、わたし。なんか聞いたことあるかも?と思っていたけど、それは気のせい。実は、「ルージュ」さえ知らなかった・・・トホホホっ。
このアルバム、ロックンロールな曲も入ってて
ビートの効いた3曲目の「愛了再説」のギターが昭和な雰囲気。
 
9曲目の「你歌我歌」がマイケル・ジャクソン風な映像になっていた!!
コレ~!!
 テレサ・テンばりの抒情あふれた、しっとりとした曲「告別昨日(4曲目)」やポップス系、激しいロックンロールな曲ありと盛りだくさん。
 
5曲目の「一等再等」~『待って、待って』
さすが、「卡拉OK女王」 一緒に歌いたくなってしまう。

タグ:中国 昭和

夢つながりの『ロックの日』 [☆Rock]

6月9日「ロックの日」
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【夢色音楽祭のマコちゃん(3年と7ヶ月ほど前)】
 
 今日のお昼、テレビをみていたら、"駅前で『ロックの日だから、自転車の施錠(ロック)呼びかけ』がされた"って、ニュースが流れていて、あれれ・・・今朝がた、マコちゃんとシーナの夢を見たんだって、思い出した・・・。
 ふたりに「ストーンズが来福したとき、日航ホテルで遇ったね(これ、事実)」って言ったら、シーナが「覚えてるわ」って答えてた。「うちには、チャーリー・ワッツのサインがあるんだけど、色紙の隅っこに、遠慮がちに小っちゃく書いてくれてるのよ。(これも事実)」で、大笑いしたり、いろんなストーンズの想い出話をした。そのあと、一緒に地下鉄に乗ったんだけど、行き先は忘れちゃった。舞台は福岡だった・・・。シーナは、とっても元気だった。
 
「それが、わたしのロックな夢 ユメ、ゆめ、夢」
 
夢の中に「ロックなマコちゃんとシーナ」が出てきたのは
そうか・・・ロックの日だからなのか 
偶然というより必然なのかしら・・・?!
 
2017年10月21日におこなわれた「夢色音楽祭」のステージ
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月並みですが「マコちゃんカッコイイ」
 
台風の影響を受けた、2日間の「夢色音楽祭」
翌日の22日は中止になってしまった。
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シーナ&ロケッツのステージは、台風接近だというのに
雨にも負けず、風にも負けずというより
その時間は、雨も風も弱まって
「台風がウソのような空模様に」
きっと、シーナがロックの女神様になって
守ってくれたんだと思いました。
「ユー・メイ・ドリーム」をみんなで大合唱したとき
たしかに、シーナはステージに立っていた!!
  
書きそびれていた「色音楽祭」のことを
マコちゃんとシーナにで逢ったので
ロックの日という、つながりで
今さらだけど、記事にしています。

タグ: 福岡

◎パッパラッパ☆パッパッパッラ~◎ [★Funk]

パッパラッパ パッパッパッラ~ パーヤ
パッパラッパ パッパッパッラ~ パーヤーラ
『Goin' Back to New Orleans』が大好き
 
ドクター・ジョンのライブ盤CDで、わたしのお気に入り
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アルヴィンのお父さんが、サックスを吹いてるし~
わたしには、最高のメンバーでのライブ音源なので
聴き飽きないーー!!
ドクター・ジョン2.jpg
【Live in Europe 1993】
 
わーーい、プロモーションビデオには、ネヴィル兄弟が出てない~
でも、アルヴィンのお父さんとチャーリーのおじさんが出てる~

Goin' Back to New Orleans



Music is Magic [★Funk]

6月6日、ドクター・ジョンが
(pass away)旅立って2年になりました。
年忌でいうと明日が『三回忌』ということになります。
 
わたしは、pass awayという言い方の響きが好きです。
「pass awayって米国表現で、イギリスではdieだ」って
英会話の先生(英国人)が言ってたけど
あえて、使いたいです。
pass away~次の世界へ「旅立つ」って感じで・・・。
 
「Music is MaJic」と教えてくれたドクター・ジョン
ドクター・ジョン.JPG
サイン入りのCDジャケットは、家人のものだけど
ギターピックのほうは、渋谷のクラブクアトロで
わたくしが、直々に頂戴いたしました!!
どちらも「家宝」ということです。
ちょっと自慢気に並べてみました。
 
ドクターが、ウインクしたみたいに片方の目を細め、わたしに微笑みかけてくれた姿、今でも鮮明に瞼に焼き付いている。そして、それが無形のかけがえのない、一生の宝になってます。
 
「Music is MaJic(Magic)」
これからも、ドクターの魔術にかけられたまま、音楽の魔力を信じていくことでしょう・・・。