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「心象」は「人称」次第で [音楽雑感]

 中学の三年間、塾で英語を教えてくれたT先生。T先生は予備校とその付属の学習塾の講師だった。最初の授業で「私は皆に英語を好きになってほしい。日本語では『わたし・あなた』や『僕・君』など立場によって使い分ける呼び方があるけど、英語は『IとYou』だけなんだ。身分の差や性別なんてないんだ。素敵なことだと思わないかい?。」その時、わたしは「王子と乞食」の物語を思い浮かべていたことをよく覚えている。 王子と乞食 (岩波文庫 赤 311-2) 英語に対する苦手意識が芽生えなかったのも先生のお陰だと思っている。そして、そんな優しい眼差しを生徒に向けていたT先生が今でも大好きだ。

 【「心象」は「人称」次第で】一人称の「I」の扱いで、人となりが全く変わってしまうということを感じることがあった。来年に持ち越すと機会を失いそうなので、年内に吐露することにした。今年の11月に出版された翻訳本のことだ。予約なんかして買わなければよかった。本屋さんに並んでたら、立ち読みで済んだのではないかしら・・・。すっかり辟易し放置、10ページも読んでいない状態だ。わたしには、とても読める代物ではないから、原書を買おうと思っている。(最初から翻訳本が出るのを待たないで原書を買えばよかったと、後悔先に立たず・・・)

 本にハガキ(読者カード)のようなものでも付いていれば、こってりと意見を申し上げたいところだが、今時はそんなものも挟まれていない。

 自伝だし筆者の年齢からして、一人称は「私」が相応しいのではないかしら?。もしくは「僕」でも構わない。彼に一番不釣り合いな「俺」の登場に、私は違和感の上に更に不快さをも増してしまった。「俺」は、彼を粗野で品格に欠ける男に変貌させてしまっている。「俺」という字、人偏に象の鼻(インドの神・ガネーシャ様)が、ぶら下がっているような字体は横柄で感じがよくない。「オレ」ならば少しは許せる。でも、「俺」の向こうには「お前」が見える。親にもお前と呼ばれたことのないわたしは「お前」呼ばわりされたら直ちに嫌悪感を抱くだろう、わたしは「俺」が嫌いだ。そして、思うに彼と接したことのある人は、素直に「俺」を受け入れることができているだろうかと・・・。魔法使いは真実のスター(K2HD/紙ジャケット仕様)

人称だけの問題ではなく「俺」はジョン・レノンの件で、見るに堪えない言葉を吐いていた。パラパラとめくったページにその単語が横切った。  翻訳の成せる技なのか、まるで≪魔法使いが魔法をかけられた≫ようだ。ミラーハウスの鏡の中に映し出されていく、歪んだ彼の姿を許容できる力をわたしは、まだ持てていない。

文字が大きく頁数も多い。印刷されてない部分もふんだんにあり。お値段だって「俺様サイズ」の本DSC01219.JPG

恐竜の骨格標本のような、お肉も付いてない、もちろん尾ヒレも付けていない、端的に綴られた本だからこそ、丁寧な仕事をしてほしかったと思う。

タグ:魔法

Big Pink & Frijid Pink [音楽雑感]

庭の椿の色は、たぶん一般的には「ローズピンク」といわれるのだろうけど
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レコードのアルバムタイトルから
『ビッグピンク色』と名付けた!!
Music From Big Pink

『Music from Big Pink』 
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このお家に色に似てると思うのよ。
少しこじつけに近いけどね。
というのも
親木のこぼれ種から育った椿の色を
『Frijid Pink』だと
主張する家族に対抗してのこと!
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「フリジド・ピンク」
Frijid Pink
レコード・ジャケットの
このピンク色を認めざるを得なくて・・・。
おサイケな時代の
「朝日のあたる家」
ベースのお兄ちゃんは私好みだし
うねり響くギター、わぁぁァ~カッコイイ[るんるん]


という、「薔薇と珊瑚(ローズ&コーラル)のはみだし記事なのでした。

☆Adeste Fideles☆さやかに星はきらめき☆ [音楽雑感]

クリスマスの聖歌で
O come, All Ye Faithful
(Adeste Fideles)
いちばん好き [るんるん]
 
~Patti Smithが歌ってたの~
 
たまたま見つけたんだけど
パティ・スミスから
クリスマスプレゼントをもらったみたい[るんるん]
彼女も好きだという
この歌にまつわる亡き夫のフレッド(Frederick)との
想い出話も語られて
心あたたまり・・・『ステキの一言[ぴかぴか(新しい)]
 
 バチカン・オーケストラがバックをつとめている
豪華な「O HOly Night」


さやかに[ぴかぴか(新しい)]星はきらめき[るんるん]

 デカダンスな雰囲気を漂わせていたパンクの女王も年を重ね、角がとれて丸くなり、なんだかとても人間味に溢れてると思ったけど・・・これは、ステレオタイプなイメージに私がずっと踊らされていただけなのかもしれない。

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  ボブ・ディランのノーベル(文学賞)授賞式で歌を披露したニュース、悪いけどそっちの方に私は興味がありません・・・。

  パティ・スミスの名前を知ったのは、このバンドエイド付きのレコードでありました。
A Wizard, a True Star


WAVEDancing Barefoot

"Oh god I Fell for you"のリフレイン・・・やるせなさが心地よくて、印象的な歌

アルバム「Wave」で一番好きな曲です。


ピーヒャラ~篠笛【 Get Rhythm 】 [音楽雑感]

 今年の夏から
ピーヒャラ~篠笛プレーヤーになりました。
 お祭りで、デビューを飾りましたのよ。
篠笛.JPG
このお祭りは
わたしが3歳くらいまでは、盛んだったようだけど、時世もあってか物心がついた頃には、ほとんど消滅していました。だから、祭りの記憶というものは無いも等しかった・・・。
 その後、伝統を復活させようという機運が高まって再建され、昔は男中心だった祭りも、その後は女も参加できるようになったわけです。
 昨年、祭りの人手不足を見るにつけ、『よし! 篠笛で参加だ! 』と決意したわたし。

やさしく学べる 篠笛教本 入門編11月には、『鳴り物』のワークショップに参加して、プロ演奏家の先生にちょっとだけ手ほどきを受けてみたり。また、手始めにと、プラスチック樹脂の篠笛(童子~七本調子)を入手。同時購入の『やさしく学べる 篠笛教本 入門編 』をたよりに自習。『荒城の月』なんか吹いてみたりして・・・正直、ちょっといい気になってました。
 
ところがです。
祭りが近づき、いざ練習に初参加してみると 
実地の笛は竹製の六本調子
もらった運指表は、チンプンカンプン
おまけに独特の指使い
 とにかく、聴いて見て覚えるしかないという調子。
 
 一緒に練習していた子どもたちの上達の早さに舌を巻き、すっかり自信喪失。メロディーを覚えられない上に編曲して吹いてしまうわ、笛の音色が悪いわと、すっかり凹んでしまいました・・・「こりゃダメかも」と諦めの境地になり、上手く吹こうなんて思わなくなった途端、あ~ら不思議。土着の音楽の力が目覚めたのか?!、幼い時分、知らず知らずのうちに体に刻まれたリズムの断片が呼び起こされたのか?!。 まるで、音楽のチャクラみたいなものが開いたみたいに~
[るんるん]Get Rythm[るんるん]
 
 篠笛を無心に吹き、ふと気づいたときに、お囃子(篠笛)を体得できてました。農耕民族の血の系譜からか?、これぞ『民俗芸能』の真骨頂なのかもしれませぬ・・・。

SUZUKI スズキオリジナル篠笛 童子 七本調子/7本調子 SNO-03 (鈴木楽器 しのぶえ スズキ)【Get Rythm】



タグ:篠笛

「安井かずみ」がいた時代って? [音楽雑感]

安井かずみがいた時代
という本を読んだ。
 
 加藤和彦と年齢だけでなくて、収入の方も差があり上だったなんて、ちっとも知らなかった。安井かずみってそんなにお金(印税)を稼いでいたんだ~と驚いた。
 昔、「キッチン&ベッド」って本、読んだことがあったなぁ。実家の中を探せば本が出てくるかもしれない。でも、今さら読む気などしない。内容もほとんど覚えていないのだもの。その後、TVなどでスノッブで鼻持ちならない姿を露呈していたお二人は、憧憬の対象にはならなかった。世間では、ベストカップルとして通っていたようだけど、私の目には常に別世界に住む人たちとして映ってた。
 加藤和彦のアルバムは、「あの頃、マリーローランサン」までは買って聴いていたけど、その後は興味が失せて、レコードは買っていないし・・・。
 
それから先のことは(紙ジャケット仕様)パパ・ヘミングウェイ
うたかたのオペラ
ベル・エキセントリック
あの頃,マリーローランサン

  この本は、「婦人画報」の連載ものを一冊にまとめたというもの。私は、「林真理子」と「平尾昌晃」の号を、病院の待合室かどこかで読んだ。でも、林真理子の章は興味をそそられなかったし、連載だとまでは知らなかった。
 もともと、加藤和彦の音楽が好きだった訳だけど、よく考えてみたら、私は「安井かずみ」について、あまり知らなかった。
 だいいち、紫煙が苦手な私は、タバコを吸う女(ひと)がカッコイイなんて思わないし・・・。だから、「安井かずみがいた時代」って?なんだったんだろう?と本を読み始めた。
 
 親交のあった人たち=安井かずみ側の再婚前まで親しくしていた友人の話や夫婦の事細かな点が時にはゴシップ調だったりして出てくるので、途中で読むのが嫌になったりもした。だって他人さまの夫婦ほど分からないものはないのだもの・・・。
 でも、安井かずみの妹(オースタン順子さん)のページ(章)になったら、彼女の実像がかなりくっきりしてきた。というのも、私も同じふたり姉妹の妹の方だから。その上、姉妹関係の共通点が幾つもあって、すごく納得できた。
 加藤和彦が安井かずみ亡き後、自宅に実の母と妹を入れなかったということや、形見分けすることもなく、遺品を処分してしまったこと・・・それもゴミとして出していたなんて。加藤和彦の安井かずみの肉親に対する思いやりのなさに呆れた。
 彼のフェミニストの仮面の下にあった「怖い素面」を見てしまい、ぞっとした。
 「キッチン&ベッド」などで感じた別世界より、もっと地に足の着いていない生活だったことが分かったし、一組の夫婦をめぐる、対人それぞれの価値観の違いを教えられた。
 
安井かずみがいた時代
 それは、『昭和元禄』と呼ばれた時代から、バブル景気の泡が消えて、日本の景気が斜陽になりはじめた時代までなのだなぁ・・・。

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)  ジュリーの「危険なふたり」は、てっきりその頃に沢田研二と噂のあったザ・ピーナッツのお姉さんのことを歌っていると思ってた。歌詞の「年上のひと、美しすぎる」は、美化し過ぎだと思っていたけど。でも、この詞を書いた安井かずみが、ジュリーのことが大好きで自身の妄想で作ってたようだというから、すごい!。
 
 ザ・タイガースの「シー・シー・シー」も安井かずみの作詞だったって、この本で知った。話はそれるけど、当時、小学生だった私はB面の「白夜の騎士」の方が好きだった。それにタイガースの夏の歌は、「シーサイド・バウンド」が最高だって思うのよ。
 
安井かずみ、そして加藤和彦
二人が残した音楽は昭和の軌跡そのものだ。

マンハッタンのレコード屋さんにいる看板ネコ [音楽雑感]

猫好きのわたし
クリーパー猫.jpg
クリーパー10歳
マンハッタンにある『ブリーカーストリート・レコード』の看板ネコがテレビで紹介されていて、にゃんこに釘付けで、見入っておりました。そこに、うちの相棒が「ユートピア!!」「ユートピアのレコードがでた!」と横から騒ぎはじめまして・・・。そう、猫は目に入らず、レコードの品ぞろえ(在庫)に目が血走るタイプ。レコード屋さんで、レコードやCDをパタパタとめくる動体視力に秀でている~まさに職人の技と目ですな・・・。
録画していたので、再生して確認したところ
にゃんと[るんるん]
oblivion.jpg
クリーパーが売り物のレコードの上を闊歩するシーン、画面の右下にチラッと映っていた
 
 UTOPIA
『Oblivion』
 ユートピア①.JPG
~オブリビオン~
『忘却とは忘れ去ることなり
忘れ得ずして
忘却を誓う心の悲しさよ』
 
君の名は ・・・
Cry Baby[るんるん]
 
Oblivion: +DVD (NTSC Region All)Oblivion ( Maybe I Could Change Cry Baby) [Analog]


タグ:

ロックな家族 [音楽雑感]

シーナ&ロケッツ
シーナさんがお亡くなりになったと
新聞の訃報欄で知った日
 朝方、ザ・ローリング・ストーンズが来福!!という夢を見た。追っかけて福岡空港へ行くのはタクシーより地下鉄の方が早いかしら?というもの。久しぶりに見たストーンズの夢は、とてもせわしない夢だった。思い出してみるに、最後にシーナさんと再会したのは、ストーンズの福岡公演の時、彼らが滞在していたホテルだったっけ・・・。
 在京中には、コンサート会場やレコード店で偶然会ったり、鉢合わせしたりということが度々あった。キンクスの厚生年金会館ホールの時なんて、たまたま近くの座席だったし、ブルース・ブラザーズの公演の後に渋谷公会堂の前でバッタリ出くわしたりも。再会するときは、サンハウスの時代と全く変わらないマコちゃんとシーナがいつも一緒(博多弁で言うところの『ひっつきまっつき』状態)だった。

20年以上前、東京から帰省中
天神にお買い物に行って目にしたポスター
鮎川Family.JPG
ステキな家族写真なので
 デパートの方にお願いしてポスターを一枚いただいた。実家に仕舞い込んでたポスターを引っ張り出したら、長期の経年劣化が著しかったけど、ご家族の部分だけ切り取ってみた。
 
 シーナになる前の「マコちゃんの奥さん」って呼んでいた、双子のお子さんたちが誕生された頃に西公園で初めてお会いしたことなどが、まるで昨日のことみたいに思い出される・・・。
 
晴れて澄み渡った冬空を見上げたら
ステキな「ロックな家族」のひとりが
ロケットに乗って天国に旅立ち
自由に飛び回っているんだって思えた

Happy House
ロックな家族の集う場所
 
 シーナさん、お疲れさまでした
安らかに憩われますように
心よりお祈りいたします

タグ:福岡 博多

The Last Ride は「バック・シート」 [音楽雑感]

映画「ジゴロ・イン・ニューヨーク」を観てから、ムーンライダーズの「スカンピン」を口ずさんでしまったのでした・・・。

ムーンライダースは、「火の玉ボーイ」から「青空百景」までは、レコードでよく聴いていました。でも、「マニア・マニエラ」はカセットブックを買ったものの、その頃は興味が失せかけはじめていたからか、曲の記憶がほとんどない(あらま、あらまー!)先日実家のクローゼットに入りっぱなしなのを確認したけれど・・・。

鈴木慶一氏が彼のファンだからという勝手なこじ付けもあって
Todd
モダーン・ミュージック(紙ジャケット仕様)かねてより、「The Last Ride」と「バック・シート」が似ていると思っていたことを思い出したのです。「バック・シート」って、単に若い男女の別れの歌としかとれないのだけどなぁ~助手席じゃなくて、後部座席(バック・シート)に座っている女は、心はとうに他の男のもの。男は、崖の上にいるような絶望的な気持ちであって、わたしには死の予感なんて大げさなものは連想しないから・・・。昨年お亡くなりになった橿渕哲郎氏の作詞・作曲だったんだなぁってシミジミ・・・ホント、名曲です。

ところで、「The Last Ride」という29歳で早世したハンク・ウイリアムズの最後の三日間を描いた映画の予告編を見ました。

青いキャデラックのバック・シートに座る

ハンク・ウイリアムズの「The Last Ride」Last Ride [DVD] [Import]

日本で公開されないのかしら?    DVDを買おうか思案のわたくしめ。


ドンドコどんと太鼓叩いて [音楽雑感]

一昨年、半額セール買ったジャンベ
(ジンベーさん)
ジェンベ.jpg
 ゾウさん、象さんお鼻が長いのね[るんるん]
ゾウの彫り物が入ってて
見るからに民芸品って感じ
インドネシア製
 
本場・西アフリカもんじゃござんせん

アジアン&アフリカン雑貨を扱ってるお店で、ちょっと試しに叩いてみたら、その時はなかなかいいな~と思ってしまったのね、セール価格に後押しされて買っちゃったのです。 何の皮を張ってるのかは、わかりませんな(牛さんか山羊さんかな?豚さんじゃなさそうな?)。
ご近所迷惑になるので、思いっきり叩いてみることもなく・・・月日は流れ~[るんるん]

太鼓の上にのっかったバナナは
ジェンベの夏.jpg
バナナのふりした
「マラカス」
右下は我が家で今夏咲いた[桜]
「ハイビスカス」

Playwood(プレイウッド)ミュージックシェーカー フルーツ FS-BNN バナナ『ドラムストラック』公演に行って、思いっきりジャンベ叩いて帰ってから
このジンベーさんを引っ張り出して叩いてみたら
いかん!
じぇーんじぇん音が違いますがな
こっちの音は、どう聞いても
軽い音した
ポンぽこポン

高揚するアフリカンなビートにゃほど遠いユルユルのジャンベな太鼓

ダリル・ホールのハウス・バンドと
その仲間たちと一緒に
ゆる~く太鼓叩いて、楽しむっきゃない

この、日がな一日~『ライオンは寝ている[眠い(睡眠)]』ハワイアン・アレンジなヴァージョンは
そんな私にぴったりなカンジ [るんるん]

Bang on the drum all day

タグ:太鼓

バックコーラスの歌姫(ディーバ) [音楽雑感]

映画・『バックコーラスの歌姫たち』の主役のひとり
リサ・フィッシャー
バックコーラスのディーバたち.jpg
 久しぶりに見たら、ふっくらしちゃいましたね。
 
ストーンズが二回目の来日を果たしたとき
福岡のホテルでお目にかかれました。
 
そして、ラッキーなことに、少しお話をすることもできました。
 その時に
彼女の叔母様~お母様の姉妹の名前が

『Martha』だと伺いました。
 
初来日時の東京ドーム
コーラスで格好よくキメて
ステージに華を添え
ミック・ジャガーらに、厚い信頼を寄せられ
存在感が際立っていた
素敵な彼女のファンな私ですから
 
叔母様の名前と同じなこともあり
映画を観てても、おのずと親近感がわいてしまうのでした。
 
So Intense 20 Feet from Stardom