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White Rabbit [☆Rock]

今年から咲き始めた「白い椿」を「ホワイト・ラビット」
と名付けたという、はみだし記事になります。
ホワイトラビット.JPG
白い椿の花言葉は
「至上の愛らしさ」「申し分のない魅力」
 
「White Rubbit」、もちろん「Jefferson Airplane」の曲から
わたしの憧れのお姉様「[ぴかぴか(新しい)]グレイス・スリック[ぴかぴか(新しい)]
5人の野郎を従えて、ちょっと勇ましくて
ステキ!! たまんな~いです! 。
(今は、肥った絵描きおばちゃんだけど)
ところで、この曲は「ザ・モップス」がカバーしていて
まんざら捨てたもんじゃないどころか、カッコいいのよね。
 「不思議の国のアリス」と「白いうさぎさん」を男性が歌うというのも、おサイケな時代で「Drink Me」の錠剤やら出てくる辺りで違和感はないし・・・。


サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン こういうのを聴くと、GSの時代の真っ只中に

もう少しだけ、早く生まれたかったなと思う。

メインブログの記事はこちら→「白い椿」の綿帽子

 

ねずみ小僧のうた [☆Rock]

サンハウスの『ねずみ小僧のうた』

ライブでしか聴いたことのないお気に入りの曲

 私は10代の頃、この曲(たぶんライブ音源)の入ったカセットテープを譲ってもらって、今も大切に持っています。ずっと菊こと柴山さんの作詞だと思っていたので、マコちゃん(鮎川誠)の曲だと知ったときは、ちょっと意外だなと思いました。

ねずみ小僧.jpg
段ボールのd-torsoで作った「鼠段」
唐草模様を身にまとっているので「ねずみ小僧」と呼んでいます。
このキット、何年も物入に仕舞い込んでいて
子年になって、あわてて組み立てました。
鼠段の「ねずみ小僧」を作っているときに
懐かしいこの曲が頭の中から聴こえてきました。
                                              
とくにこの歌詞がふるってます[ぴかぴか(新しい)]
[るんるん]ねずみ小僧の一人や二人 いても世の中 変わりゃしない
だけど せめてもの憂さ晴らし 奴らに一泡ふかせておくれ
                                               
サンハウスは、九州、いえ日本のロックバンドの中で
今も昔も、他に類をみない存在です。
最強で至宝級だと思います。
(彼らのことを「めんたいロック」とか呼ぶのは抵抗あり!)
                                               
サンハウスのライブを観て、育った世代ということを
とても幸運なことだと思う私なのです。
                                              
「ネズミ年だからチュー(中)吉ね」のはみだし記事でした。

タグ:福岡

転がりゆく石のように [☆Rock]

ウッディ・アレンの映画『ブルージャスミン』、過去の栄光の残像を引きずり、糧にしながら生活する落ちぶれた中年婦人の姿と『Like A Rolling Stone』が重なりました。転がりゆく石のようになった虚飾のジャスミンが、ありふれた名前の女性、ジャネットに戻る日が訪れるのか?、それは定かではないという終わり方が気に入りました。

The Rolling Stonesのカバーより、やっぱり最強のジミヘン[揺れるハート] さすがのミック・ジャガーも彼には勝てません。「アフッ」って、鼻で笑うところがたまりませんです[るんるん]


黒魔術の女 [☆Rock]

今年は、思いがけずステージで、「黒魔術の女~Black magic Woman」
 
2月の満月の夜、新橋からゆりかもめに揺られ、寒空から見え隠れする黄金色の[満月]月を眺めながら、お台場のコンサート会場へ

「えっ!、ビートルズには興味がなかったんじゃない?」と言われてしまいましたが・・・。
リンゴ・スターさん目当てではなく、『彼のバンド』 のメンバー目当てでございました。
 
二階席が取れず、1階の「オシクラ饅頭、押されて泣くな[もうやだ~(悲しい顔)]」ゾーン
みごとに、押すな押すなの大盛況
「ちょっとー、後ろのアナタ、押さないでよ」と振り向いて睨みつけたくても、身動き一つできない・・・。
しかも、周りは婦女子の数が少なく、野郎度が高いこと高いこと・・・。
 
そして、「Black Magic Woman」のイントロが流れ、「わーーおぉ!」と雄叫びに近い声を上げてしまった私。 どっぷりこの時代の少女でしたからね。いつもの如く、リズムに身を委ねておりましたら、あらあら・・・気のせいではないわ(?)オシクラ饅頭が緩和されてゆき・・・。
いつの間にやら、体を押し付けてくる人もいなくなり、しっかり身動きがとれるようになっておりました。おほほ、黒魔術の女の未知なる力か本領を発揮してしまいましたかな・・・?!
 

タグ:魔術

☆クリスティーン・フルカ☆桔梗忌 [☆Rock]

41年前の今日、11月5日にMiss Christineという花びらが散りました。私は秋に咲く桔梗からとって、この日を『桔梗忌』と呼びたい。多彩な色の種類のあるトルコ桔梗、特に桔梗色に近い『紫一重』~(下の写真)と『キャンディーグレープ紫』という上部が紫になったものが大好き。

クリスティーンのように妖しげで優美な花

花びらは散っても花は散らない

桔梗忌.jpg

 

奇しくも、グラム・パーソンズの誕生日にクリスティーンが亡くなっていて・・・。

Gilded Palace of Sin / Burrito Deluxe

 「Flying Burrito Brothers」のアルバム(A面)1曲目に収録された『Christine's Tune』は、彼女のことを"魔物"と歌っていることでも知られていますが、なんとも皮肉すぎます。     

亡くなった後にタイトルをいじって(a.k.a)として、"Devil in disguise"、恋人のことを"Devil in disguise"と言ってるらしいけど・・・。ま、そう言わしめる、GTOsのファッションリーダーでもあったクリスティーン。

クリスティーナ.jpg

ほとんどの洋服は自分で手を加えてたと云うし・・・このファー付きのパッチワークをほどこしたロングコート風スタイルも手作りで、ステキですね。

いろんな花色のあるトルコ桔梗、今夏にプレゼントしてもらった花束と並べている「どぎつい女鼠小僧」のTシャツ。クローゼットという名のお蔵入り状態はまだ続いていますが・・・。

ホットラッツ.jpg

☆マイヤーズ兄弟★ポール・マイヤーズの著書☆ [☆Rock]

マイク・マイヤーズといえば、ご存知、お馬鹿なTV放送の「ウェインズ・ワールド」のウェインのほう。
偏差値の低さを丸出しにした、愛すべきロック小僧ども~ウェインとガース、[るんるん]二人ともたまらなく好きです。
DVDでパック詰めされた脳天気ウェインズ・ワールドは、私のお気に入りです~
ガースが着ているロックスター・Tシャツも要注意!
ウェインズworld.jpg
『オースティン・パワーズ・デラックス』では、作戦名=「アラン・パーソンズ・プロジェクト」で不意打ちを食らい、映画館の椅子から危うく、転げ落ちそうになったし・・・マイク・マイヤーズは、油断大敵な人でもあります。
 
ところで、コメディアンであり俳優のマイクには、二人の兄(ピーターとポール)がいて、次兄のミュージシャンで著作家という肩書きのポール・マイヤーズの著書・日本語訳本が、出版されました。
早速、購入し読み始めていますが、これが凄い!面白い!
 
ポール・マイヤーズ著書.jpg
 
マイヤーズ自身が、関係者をコメンテーターとして、ユニークな切り口で鋭くインタビューし、真相に(いささか過大表示)迫ったように感じ取れる力作であり、"魔法使いは真実のスター"さんの辣腕プロデューサーぶりのみならず、スタジオ録音のいきさつやこぼれ話を、細かく実証した内容となっているからです。
たとえば、『ステージ・フライト』の録音で、「The Band」のメンバーと一触即発寸前にまでなった有様を、ロビー・ロバートソンが語っている件を読むと、温厚そうなリヴォン・ヘルムが?と・・・。時間を十二分にかけて、悪く言えば"へタレかけモード"でサウンドを作っていた様子が目に浮かんでしまうと、ここでまた、フッと笑いがこみあげてしまいました。
 
ベアズヴィルのエンジニアとしての仕事ぶりからして、"この調子"なのですから・・・あとは読んでからのお楽しみということで!!。
期せずして、『棚からぼた餅』な本でもありました。
スタジオサウンド黄金期の秘密と舞台裏の話を堪能できます!。最近の出版本としては、珍しくお値段以上の価値を感じさせる、一冊。マイヤーズ兄弟、恐るべし・・・。Peter,Paul and Mary・・・もとい、Mike! 『PP&M!』

タグ:魔法
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R.I.P.牛ハツ大将 [☆Rock]

親しみをこめて、あえて「牛ハツ大将」と呼ぶ・・・「キャプテン・ビーフハート」~ドン・ヴリート。

牛ハツ大将の歌を初めて聴いたとき「まるで酔いどれトム・ウエイツやん?」と言ってしまいました。何も知らないってことは、人を正直にさせるものですね。本当に無知はコワイです。(本家を"真似っこ"呼ばわりしてしまうのですから・・・)

牛ハツ大将②.jpg

 私のお気に入りの一枚

一体、幾つのテイクがあるの?と思いながら聴いていくうちに、何時しか「反復する音楽」の魔力(The Magic band)に、とりつかれてしまったのでした。

牛ハツ大将①.jpg

キャプテン・ビーフハート  

昨年の夏頃に、中古本を見つけました。

迷った挙句、買い求めました。それまで、図書館で、何度か借りては読み終えず~思い出したように、また借りて・・・を繰り返していたからです。でも、今度は手元にあると、いつでも読める安心感からか、いまだに読み終えず・・・あ゛ーぁ゛。幼少時に天才的な彫刻の才能を発揮していたという内容によって、私には薄ぼんやりながら、彼の音楽の構築方法が、解った気がしました。

牛ハツ大将の人柄に興味を持ったきっかけは、Miss Pamelaの著書(The inside story)を読んでからです。

パメラが高校生の時に大将の従弟であるヴィクター・ヘイドンとお友だちになって、砂漠のトレーラーハウスに住む大将とお近づきになり、下の写真のように変貌してしまった・・・。

ミス・パメラ.jpg

左が「ビーフハート以前」右が「ビーフハート以降」

(著書:伝説のグルーピーより)

語弊があるかもしれないけど、大将を足がかりにして、パメラは成長し、伝説となったという感じがします。

ところで、大将は、私と同じ「Capricorn」~星座は山羊座[ぴかぴか(新しい)]

明日、1月15日が誕生日で、ご存命ならば、めでたく「古希」を迎えるはずだった、牛ハツ大将・・・ロニー・レインと同じ病で苦しんでいたのですね・・・。

牛ハツ大将、彼こそ真のアーティスト、つかみどころのないところが、最大の魅力です。どうぞ、安らかにお眠りください。

明朝(土曜日)、FMラジオの音楽番組で、キャプテン・ビーフハートの追悼・特集が組まれ、放送されるというので、とても楽しみです。[るんるん]


タグ:Pamela

不乱苦雑派の日~September 19th [☆Rock]

米国・メリーランド州・ボルチモア市では、今年から9月19日を『Frank Zappa Day』とするという・・・。

What's New in Baltimore?~ボルチモアには何が?    

ボルチモアはザッパの生まれ故郷ということだけど、どうやら、1985年の今日、ザッパが音楽作品の検閲に関する意見公聴会で発言し、批判。その記念すべき日から25年という節目(?)から制定されることになったとか・・・。

VIP PASSが百ドルという・・・スケベ心をくすぐるお値段だったり(究極ファン向けチケットが二百五十ドル[手(チョキ)])。ザッパのモニュメント(記念像)が似てるかしら?のボルチモアのサイトはこちら→《ようこそ~Baltimore》

ということで、その基となった公聴会のテープを使った~『ザッパ検閲の母と出会う』に耳を傾けてみました・・・。

"Porn Wars"~「ミスター・ザッパ、Thank you」日本人の私にはハードタイムアンダスタンド・・・。

でも、PTAご婦人方の「ブーブー」な、お豚な発言が、面白おかしいのは、何となくわかります。自身が称するように、『[ぴかぴか(新しい)]真のロックスター』であり、不世出の鬼才すぎて、いまだに貴方のほんの一部しか掴めていないのも確か・・・。

Meets the Mothers of Prevention

Meets the Mothers of Prevention

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Zappa Records
  • 発売日: 1995/05/16
  • メディア: CD

 


200Motels.JPG
"200Motels"のキー
いつだって、すぐに入れる状態のザッパのお部屋
あとは、こころの準備と・・・ 。
(このキーチェーンは、アナログ盤からCD化された時分(ずい分と昔に)頂いたもの~販促品か限定ものか忘れちゃいましたぁ~。)

タグ:Zappa

逢ったとたんに一目惚れ [☆Rock]

『逢ったとたんに一目惚れ』~1958年のヒット曲は、邦題がとびきり素敵です[るんるん]。私は、原曲のThe Teddy Bears~『To Know Him Is To Love Him』よりも、マーク・ボランとグロリア・ジョーンズが、デュエットしたカバー曲の『[ぴかぴか(新しい)]To Know You Is To Love You』のほうが、大好きです。
 
マーク・ボランの死後、1980年に発売されたアルバムの『METAL GURU/T.REX』に収録されていました。
レコード&CD.JPG
このアルバムは、日本未発表曲6曲を含んだベスト・セレクション盤。悲劇の事故死から3年以上経っても、彼を悼みつつ、ずい分とレコードに針を落としたものです。ライナーノーツに、この『逢ったとたんに一目惚れ』は、'77年1月『City Port』とのカップリング曲で発表されたと書かれています。当時は、今のように輸入盤も容易く入手できなかったので、私にとっては、貴重なベスト盤でもありました。また、生前聴く事が出来なかった曲でもあり、マーク・ボランの遺作のような意味合いもありました。
 
多感な少女時代に、T.レックスの洗礼を受けたためか、年に数回、マーク・ボランの声が聴きたくなることがあります。上の写真、レコードジャケットの前に置いてあるCDは、'88年頃に中堅のCDショップで、探し出したベスト盤(The very best of~)で、『逢ったとたんに一目惚れ』入りです。最近、出回っているCDは、もっと音が良いだろうなと、思いながら聴いている、お気に入りの一枚です。
マーク&グロリア.JPG
レコード・裏ジャケット~マーク・ボランとグロリア・ジョーンズのツーショット
 
ところで、こんな浪漫チックな名曲を作った、フィル・スペクター。今は、獄につながれて・・・それも、あのチャールズ・マンソンと同じ刑務所というのだもの。流転の人生もここまでくると、悲劇も喜劇になってしまいそうで・・・哀しすぎます。


実は、ルックスは、ミッキー・フィンの方が好みでした[黒ハート]


タグ:T.REX

For Your Love  [☆Rock]

『パイレーツ・ロック』は最高に楽しい音楽映画だった~というはみだし記事です。

リチャード・カーティス監督の「ラブ・アクチュアリー」は試写会で見ました。私にとっては、難なく楽しいラブ・ロマンスという映画でした。でも、選曲が素敵で「God Only Knows」が絶妙なシーンで流れたことが深く印象に残っていました。

『パイレーツ・ロック」の冒頭に登場する微笑ましい少年の姿は子どもの頃の監督なんだなと思えました。同じくベッドの中で深夜放送に耳を傾けながら、いつしか寝入ってしまっていた同年代の私にとって、共感の持てるお話でもありました。みのもんたさんの「十八歳未満の方はラジオのスイッチをお切りください」という「ドクトル・みの 愛の劇場」なんて番組のコーナーも懐かしく思い出されます。

英国のBBCしかラジオ局がなかったという事情と、NHKの紅白歌合戦に当時、人気絶頂だったグループ・サウンズ(ザ・タイガースやザ・テンプターズなど)が「長髪は不潔」みたいな理由で、出場できなかったことなどが重なりました。実は、GS紅白出場署名活動なるものがあり、ザ・タイガースファンの姉により、小学生の私まで動員されてしまいました。小学校で署名活動です。結局、七三に分けた頭のオジサンバンド(ゴメンナサイ)のザ・ブルー・コメッツしか出なかったっけ・・・。

ところで、フィリップ・シーモア・ホフマンも好演していましたが、『Almost Famous~あの頃ペニー・レインと』を彷彿とさせる映画でもありました。

サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)(K2HD/紙ジャケット仕様) こちらのジャケットも飛び出し、映画は始まりましたね~[るんるん] 

あの頃ペニー・レインと 特別編集版 [Blu-ray] 青春時代の甘く切ない初恋とロックの日々を綴った物語。 

 

   

メイン・ブログに書きましたが、とにかく一筋縄ではいかない、捻りどころ満載の映画でした。

「For Your Love~音楽愛に溢れた映画」

DJ:カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、船の沈没にも屈せずかける曲が「青い影~A Whiter Shade Of Pale」・・・。歌詞が意味深長すぎてます。"Though in Thruth we were at sea"~真実は海上?、"You must be a mermaid who took neptune for a ride"~ネプチューンに乗っかった人魚? (英語力のなさが情けない・・・ご勘弁を)

極渋のDJ:ボブ(ラルフ・ブライアン)が、船室脱出の際、性懲りもなく(彼にとっての貴重盤)レコードの詰まった鞄を抱え出そうとする、爆笑シーン。海中に舞うレコードの中で唯一残るも、あえなく捨てられてしまうレコード・ジャケット・・・しっかり目に焼きつく、おサイケレコードはこちらです~『♪The Incredible String Band』 この辺りには、めっぽう強い相棒に教えてもらいました。

The 5000 Spirits or the Layers of the Onion

The 5000 Spirits or the Layers of the Onion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hannibal
  • 発売日: 2008/01/13
  • メディア: CD

 

DVD化したら、かなり検証が必要になる映画と思われます。

私は、ロックを聴き始めた頃から、ストーンズ、キンクスやヤードバーズなどイギリス英語の歌い方が心地よくて、大好きです。そして、これはロンドン訛りな歌い方だと、すっかり思い込んでいました。そう、この本を読むまでは・・・orz。

ソングブック (新潮文庫) ハイ、イギリス人がアメリカ人アクセントを真似て歌っているのだと教えてもらいました。

これを知ったとき、まさしく目から鱗がポロリンと落っこちてしまいました・・・。 

 


タグ:Kinks
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