White Rabbit [☆Rock]
ねずみ小僧のうた [☆Rock]
ねずみ小僧の一人や二人 いても世の中 変わりゃしないだけど せめてもの憂さ晴らし 奴らに一泡ふかせておくれ
転がりゆく石のように [☆Rock]
ウッディ・アレンの映画『ブルージャスミン』、過去の栄光の残像を引きずり、糧にしながら生活する落ちぶれた中年婦人の姿と『Like A Rolling Stone』が重なりました。転がりゆく石のようになった虚飾のジャスミンが、ありふれた名前の女性、ジャネットに戻る日が訪れるのか?、それは定かではないという終わり方が気に入りました。
The Rolling Stonesのカバーより、やっぱり最強のジミヘン さすがのミック・ジャガーも彼には勝てません。「アフッ」って、鼻で笑うところがたまりませんです
黒魔術の女 [☆Rock]
☆クリスティーン・フルカ☆桔梗忌 [☆Rock]
41年前の今日、11月5日にMiss Christineという花びらが散りました。私は秋に咲く桔梗からとって、この日を『桔梗忌』と呼びたい。多彩な色の種類のあるトルコ桔梗、特に桔梗色に近い『紫一重』~(下の写真)と『キャンディーグレープ紫』という上部が紫になったものが大好き。
クリスティーンのように妖しげで優美な花
花びらは散っても花は散らない
奇しくも、グラム・パーソンズの誕生日にクリスティーンが亡くなっていて・・・。
「Flying Burrito Brothers」のアルバム(A面)1曲目に収録された『Christine's Tune』は、彼女のことを"魔物"と歌っていることでも知られていますが、なんとも皮肉すぎます。
亡くなった後にタイトルをいじって(a.k.a)として、"Devil in disguise"、恋人のことを"Devil in disguise"と言ってるらしいけど・・・。ま、そう言わしめる、GTOsのファッションリーダーでもあったクリスティーン。
ほとんどの洋服は自分で手を加えてたと云うし・・・このファー付きのパッチワークをほどこしたロングコート風スタイルも手作りで、ステキですね。
いろんな花色のあるトルコ桔梗、今夏にプレゼントしてもらった花束と並べている「どぎつい女鼠小僧」のTシャツ。クローゼットという名のお蔵入り状態はまだ続いていますが・・・。
☆マイヤーズ兄弟★ポール・マイヤーズの著書☆ [☆Rock]
R.I.P.牛ハツ大将 [☆Rock]
親しみをこめて、あえて「牛ハツ大将」と呼ぶ・・・「キャプテン・ビーフハート」~ドン・ヴリート。
牛ハツ大将の歌を初めて聴いたとき「まるで酔いどれトム・ウエイツやん?」と言ってしまいました。何も知らないってことは、人を正直にさせるものですね。本当に無知はコワイです。(本家を"真似っこ"呼ばわりしてしまうのですから・・・)
私のお気に入りの一枚
一体、幾つのテイクがあるの?と思いながら聴いていくうちに、何時しか「反復する音楽」の魔力(The Magic band)に、とりつかれてしまったのでした。
昨年の夏頃に、中古本を見つけました。
迷った挙句、買い求めました。それまで、図書館で、何度か借りては読み終えず~思い出したように、また借りて・・・を繰り返していたからです。でも、今度は手元にあると、いつでも読める安心感からか、いまだに読み終えず・・・あ゛ーぁ゛。幼少時に天才的な彫刻の才能を発揮していたという内容によって、私には薄ぼんやりながら、彼の音楽の構築方法が、解った気がしました。
牛ハツ大将の人柄に興味を持ったきっかけは、Miss Pamelaの著書(The inside story)を読んでからです。
パメラが高校生の時に大将の従弟であるヴィクター・ヘイドンとお友だちになって、砂漠のトレーラーハウスに住む大将とお近づきになり、下の写真のように変貌してしまった・・・。
左が「ビーフハート以前」右が「ビーフハート以降」
(著書:伝説のグルーピーより)
語弊があるかもしれないけど、大将を足がかりにして、パメラは成長し、伝説となったという感じがします。
ところで、大将は、私と同じ「Capricorn」~星座は山羊座
明日、1月15日が誕生日で、ご存命ならば、めでたく「古希」を迎えるはずだった、牛ハツ大将・・・ロニー・レインと同じ病で苦しんでいたのですね・・・。
牛ハツ大将、彼こそ真のアーティスト、つかみどころのないところが、最大の魅力です。どうぞ、安らかにお眠りください。
明朝(土曜日)、FMラジオの音楽番組で、キャプテン・ビーフハートの追悼・特集が組まれ、放送されるというので、とても楽しみです。
不乱苦雑派の日~September 19th [☆Rock]
米国・メリーランド州・ボルチモア市では、今年から9月19日を『Frank Zappa Day』とするという・・・。
What's New in Baltimore?~ボルチモアには何が?
ボルチモアはザッパの生まれ故郷ということだけど、どうやら、1985年の今日、ザッパが音楽作品の検閲に関する意見公聴会で発言し、批判。その記念すべき日から25年という節目(?)から制定されることになったとか・・・。
VIP PASSが百ドルという・・・スケベ心をくすぐるお値段だったり(究極ファン向けチケットが二百五十ドル)。ザッパのモニュメント(記念像)が似てるかしら?のボルチモアのサイトはこちら→《ようこそ~Baltimore》
ということで、その基となった公聴会のテープを使った~『ザッパ検閲の母と出会う』に耳を傾けてみました・・・。
"Porn Wars"~「ミスター・ザッパ、Thank you」日本人の私にはハードタイムアンダスタンド・・・。
でも、PTAご婦人方の「ブーブー」な、お豚な発言が、面白おかしいのは、何となくわかります。自身が称するように、『真のロックスター』であり、不世出の鬼才すぎて、いまだに貴方のほんの一部しか掴めていないのも確か・・・。
Meets the Mothers of Prevention
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Zappa Records
- 発売日: 1995/05/16
- メディア: CD
逢ったとたんに一目惚れ [☆Rock]
実は、ルックスは、ミッキー・フィンの方が好みでした。
For Your Love [☆Rock]
『パイレーツ・ロック』は最高に楽しい音楽映画だった~というはみだし記事です。
リチャード・カーティス監督の「ラブ・アクチュアリー」は試写会で見ました。私にとっては、難なく楽しいラブ・ロマンスという映画でした。でも、選曲が素敵で「God Only Knows」が絶妙なシーンで流れたことが深く印象に残っていました。
『パイレーツ・ロック」の冒頭に登場する微笑ましい少年の姿は子どもの頃の監督なんだなと思えました。同じくベッドの中で深夜放送に耳を傾けながら、いつしか寝入ってしまっていた同年代の私にとって、共感の持てるお話でもありました。みのもんたさんの「十八歳未満の方はラジオのスイッチをお切りください」という「ドクトル・みの 愛の劇場」なんて番組のコーナーも懐かしく思い出されます。
英国のBBCしかラジオ局がなかったという事情と、NHKの紅白歌合戦に当時、人気絶頂だったグループ・サウンズ(ザ・タイガースやザ・テンプターズなど)が「長髪は不潔」みたいな理由で、出場できなかったことなどが重なりました。実は、GS紅白出場署名活動なるものがあり、ザ・タイガースファンの姉により、小学生の私まで動員されてしまいました。小学校で署名活動です。結局、七三に分けた頭のオジサンバンド(ゴメンナサイ)のザ・ブルー・コメッツしか出なかったっけ・・・。
ところで、フィリップ・シーモア・ホフマンも好演していましたが、『Almost Famous~あの頃ペニー・レインと』を彷彿とさせる映画でもありました。
メイン・ブログに書きましたが、とにかく一筋縄ではいかない、捻りどころ満載の映画でした。
「For Your Love~音楽愛に溢れた映画」
DJ:カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、船の沈没にも屈せずかける曲が「青い影~A Whiter Shade Of Pale」・・・。歌詞が意味深長すぎてます。"Though in Thruth we were at sea"~真実は海上?、"You must be a mermaid who took neptune for a ride"~ネプチューンに乗っかった人魚? (英語力のなさが情けない・・・ご勘弁を)
極渋のDJ:ボブ(ラルフ・ブライアン)が、船室脱出の際、性懲りもなく(彼にとっての貴重盤)レコードの詰まった鞄を抱え出そうとする、爆笑シーン。海中に舞うレコードの中で唯一残るも、あえなく捨てられてしまうレコード・ジャケット・・・しっかり目に焼きつく、おサイケレコードはこちらです~『♪The Incredible String Band』 この辺りには、めっぽう強い相棒に教えてもらいました。
The 5000 Spirits or the Layers of the Onion
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Hannibal
- 発売日: 2008/01/13
- メディア: CD
DVD化したら、かなり検証が必要になる映画と思われます。
私は、ロックを聴き始めた頃から、ストーンズ、キンクスやヤードバーズなどイギリス英語の歌い方が心地よくて、大好きです。そして、これはロンドン訛りな歌い方だと、すっかり思い込んでいました。そう、この本を読むまでは・・・orz。
ハイ、イギリス人がアメリカ人アクセントを真似て歌っているのだと教えてもらいました。
これを知ったとき、まさしく目から鱗がポロリンと落っこちてしまいました・・・。